10.12.2019

日本ヘミングウェイ協会 第30回全国大会 

第30回大会は1日開催となります!!

1. 開 催 日:2019年11月16日(土)<1日開催>

2. 場   所:杏林大学 井の頭キャンパス 

      D棟1階 D105教室
                      (D棟=総合政策学部・外国語学部研究棟)
      東京都三鷹市下連雀5-4-1 

<プログラム>

10:00~10:05 開会の辞 
  大会運営委員(全国大会担当)・倉林秀男(杏林大学)

10:05-11:25 研究発表
  10:05-10:50 発表(1)司会・中村嘉雄(北九州工業高等専門学校)
   Lay Sion Ng (麗澤大学)
   「“His eyes…they were the same color as the sea”: Ecology of Color and the Anti-(Environmental) Imperial Perspective in The Old Man and the Sea」
  10:50-11:35 発表(2)司会・古谷裕美(中央大学・非)
   瀬名波栄潤(北海道大学)
   「偽装するクレブス:クローゼットの中と外の故郷」

11:35-12:45 昼休み・合同委員会 【D216教室】
      (※学生食堂・学内コンビニが利用可能です。)

12:50‐14:20 第30回大会記念講演 
      「ヘミングウェイとサンティアゴーー巡礼の旅」
         今村 楯夫 日本ヘミングウェイ協会顧問

14:30-17:40 シンポジウム「ヘミングウェイと法」
コーディネーター/シンポジスト・千代田夏夫(鹿児島大学)
 シンポジスト・辻秀雄(首都大学東京)
 シンポジスト・高村峰生(関西学院大学)
 シンポジスト・新田啓子(立教大学)
(15:40‐16:00 コーヒー・ブレイク)

17:50-18:20 総会 事務局長・新関芳生(関西学院大学)

18:20-18:30 閉会の辞 会長・前田一平(鳴門教育大学)

19:00-   懇親会 
 本協会の懇親会は気楽な楽しい会ですので、ふるってご参加ください。会費は5千円程度の予定です。
出席希望は事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)へemailで通知願います。〆切は11月1日(金)。
準備の都合上、必ず、事前の出席通知をお願いいたします。


下記から印刷用のプログラムと発表要旨をダウンロードできます。
第30回全国大会プログラム
第30回全国大会発表要旨集

4.05.2019

日本ヘミングウェイ協会WEBサイト リニューアルのお知らせ!


日本ヘミングウェイ協会の公式WEBサイトがリニューアルされました。
新しいサイトのURLは下記のとおりです。
会員の皆様はぜひご訪問ください。
最新の情報が掲載されています。

日本ヘミングウェイ協会 新公式WEB
http://hemingwayjapan.org/

11.04.2018

ヘミングウェイ未発表短編、日本語版掲載へ 戦争描く

 日本ヘミングウェイ協会顧問今村楯夫氏による未発表短編"A Room on the Garden Side"「中庭に面した部屋」が、11月7日発売『新潮』12月号に掲載されます。
 朝日新聞に関連記事が掲載されています。
 https://www.asahi.com/articles/ASLBR0JBMLBQUBFE005.html

10.09.2018

アフリカツアーのお知らせ

会員の皆様

今村顧問より、追加のお知らせです(2018年10月24日)。
日経新聞の記者で森林インストラクターの免許をもっている鈴木康浩さんから1月4日から13日の10日間の日程なら参加できるとの申し出があり、当初の2月22日から3月3日の日程を変更しました。最低、4名の催行で実施が可能です。是非とも残り2名の参加者が必要です。ヘミングウェイのアフリカ・サファリ体験をいっしょに楽しみませんか。出発前までにヘミングウェイのアフリカに関わる作品に現れる樹木と草花を可能な限りリストアップし、現地で実際にそれらを目にすることが出来るかどうか、鈴木さんと一緒に確認したいと思います。」
今村顧問よりお知らせです(2018年10月9日)。
 アフリカツアーが開催されます。今回はまさにヘミングウェイが体験した一帯に泊まります。テントの宿泊5日、ロッジやホテルが3泊。期間は来年、2月22日(金)東京発3月3日(日)東京着(上記の通り日程変更)。これだけ長い期間のアフリカ滞在で、格安、¥428,000円。
 出発前にGreen Hills of AfricaとUnder Kilimanjaroの勉強会を1、2度行い、ヘミングウェイの体験し、描いたアフリカを熟知し、それぞれに注視すべきものを顕在化することをみんなで議論したいと考えます。
 詳細や疑問は今村顧問にメールで問い合わせてください。

9.25.2018

2018年度 第29回全国大会



日本ヘミングウェイ協会 

29回全国大会 

1. 日:20181117日(土)~18日(日)
2. 場   所:関西学院大学 西宮上原キャンパス
      H号館(17日)およびA号館(18日)
      (兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)(http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html

1117() H302教室】>
10:00-10:10 開会の辞 大会運営委員(全国大会担当)・小笠原亜衣(関西学院大学)

10:10-12:35 研究発表
10:10-10:55 発表(1)司会・久保公人(大阪大学)
Lay Sion Ng (大阪大学・院)「“His eye was the most alive thing David had ever seen”: A Non-Anthropocentric Perspective on the African Story in Ernest Hemingway’s The Garden of Eden
11:00-11:45 発表(2)司会・辻秀雄(首都大学東京)
横山晃(テキサス大学ダラス校・院)「パフォーマティヴ/シアトリカルな身体の感情——ヘミングウェイとフィッツジェラルドのモダニスト・スタイル」
11:5012:35 発表(3)司会・塚田幸光(関西学院大学)
若松 正晃(福山大学)「母親に去勢されるNickDarl “Now I Lay Me”と As I Lay Dying における母の存在-」

12:35-13:50 昼休み・合同委員会 H303教室】

13:50-17:00 シンポジウム「ヘミングウェイと女性表象―「悪女」、「誘う女」、「病む女」を再読する
コーディネーター/シンポジスト・古谷裕美(中央大学・非)
          シンポジスト・長谷川裕一(関東学院大学)
シンポジスト・戸田 慧(広島女学院大学)
シンポジスト・河田英介(国士舘大学)
15:4016:00 コーヒー・ブレイク)

17:00-17:30 総会 事務局長・新関芳生(関西学院大学)

18:30-   懇親会 
 会場:「芦屋モノリス」旧通信省芦屋別館 http://restaurant.novarese.jp/asm/
芦屋駅から徒歩5分の好立地。昭和4年に建築され、芦屋の街とともに多くの物語を刻んできた歴史的建造物「旧逓信省芦屋別館」。その風格ある建物に現代のセンスを調和させ大人のためのゲストハウスとして再生された、素敵なレストランです!もちろん、本協会の懇親会は気楽な楽しい会ですので、ふるってご参加ください。会費は5千円程度の予定です。
出席希望は事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)へemailで通知願います。〆切は112日(金)
準備の都合上、必ず、事前の出席通知をお願いいたします。
    

1118() A202教室】>
10:00-12:30 ワーク・イン・プログレス
10:00-10:15 イントロダクション・移動
10:15-11:30 グループセッション
Aグループ:コーディネーター・高野泰志(九州大学)
    渡邉 俊(早稲田大学)「ツーリストとしてのジェイク・バーンズの眼差しの捻れ―『日はまた昇る』におけるパストラル空間の再考―」
Bグループ:コーディネーター・新関芳生(関西学院大学)
    中村亨(中央大学)The Torrents of Spring における女児置き去りの逸話と、文壇におけるヘミングウェイの位置取りについて」
11:30-12:30 全体セッション

12:30-12:35 閉会の辞 会長・前田一平(鳴門教育大学)


印刷用の大会プログラムと発表要旨は下記からダウンロードできます。
大会プログラム
発表要旨

4.23.2018

Newsletter 74 記載事項の訂正

 日本ヘミングウェイ協会 ニューズレター編集室から 5月ワークショップ「会場案内」の「見出し」の訂正のお願い。

 現在会員の皆様に配布させていただいているニューズレター74号の16頁、本年度5月のワークショップの「会場案内」の見出しに訂正が
ございます。
正しくは、
 「静岡大学静岡キャンパス」ではなく「東京女子大学」
です。
(「見出し」表記のみ訂正をお願いします。その他マップ等に訂正はございません。)
 
 ご迷惑をおかけして大変申し訳有りません。お間違えのないようにお早めのご準備をお願い申し上げます。
 このようなミスが再発しないよう、編集委員一同、今後一層の注意を払いながら編集作業に取り組みたいと存じます。
  今後ともニューズレターをよろしくご愛読くださいませ。

日本ヘミングウェイ協会 ニューズレター編集委員長 中村嘉雄

4.18.2018

日本ヘミングウェイ協会 2018年5月開催 ワークショップのお知らせ

日本ヘミングウェイ協会

2018年5月 ワークショップ

日時:2018年5月19日(土)10時〜12時30分
場所:東京女子大学(東京都杉並区善福寺2丁目6−1)
   24号館1階 24101教室
※19日18時頃から会場近辺で懇親会(会費5000円前後)を予定しておりますので、ふるってご参加ください。懇親会への参加については事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)までメールでお申し込みください。
締め切りは5月7日(月)です。

■タイトル

「ヘミングウェイに学ぶ創作技法―“The Killers”を読む」

■メンバー

司会・講師 中垣恒太郎(専修大学)
   講師 若松 正晃(福山大学)
   講師 岡田 大樹(専修大学(兼))
   講師 児玉 晃二(関東学院大学)

■概 要

ヘミングウェイの創作論は、同時代作家から21世紀現在の表現者に至るまで絶大な影響力を持ち続けている。青山南編訳『作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう!(全2巻)』(岩波書店、2015)は、『パリ・レヴュー』(The Paris Review, 1953- )に掲載された、ジョージ・プリンプトンによるヘミングウェイ自身(1958年)へのインタビューを含む1950年代から21世紀におよぶ計22の作家によるインタビューを選出したアンソロジーであるが、作家が創作について語るとき、ヘミングウェイはその準拠枠として常に用いられている。この系譜は、筒井康隆『創作の極意と掟』(2014)、村上春樹『職業としての小説家』(2015)から、マンガ家の『荒木飛呂彦による漫画術』(2015)まで継承されている。
 また、近年注目されている「アダプテーション」の概念理論からも、とりわけ視覚文化の表現者たちがヘミングウェイの作品世界から創作の源を得ていることも注目に値する。「映像の詩人」と称されたアンドレイ・タルコフスキーが全ロシア国立映画大学在学中に同級生たちとヘミングウェイの“The Killers”を翻案した20分ほどの短編映画(1956)を手がけている。影や鏡を用いた技巧、会話表現など後に開花するタルコフスキーの表現技法の萌芽を見出すことができる初期作品として研究者の評価も高い。さらに先行する“The Killers”の翻案映画作品となるロバート・シオドマク監督版(1946)も、「フィルム・ノワール」のジャンルを代表する位置づけであり、「ナタラージュ」と呼ばれるナレーションとモンタージュを合成した概念による独特の手法が効果的に用いられている。あるいは、イラストレーター・絵本作家、佐々木マキの初期漫画作品として、同じ“The Killers”の翻案となる「殺人者(ヘミングウェイによる)」(1968)が雑誌『月刊漫画ガロ』にて発表されている。先鋭的な手法に自覚的な他のメディアの表現者にとっても、ヘミングウェイの作品が自身の手法を育んでいく上で道標となってきた。
 このような同時代および後世の多様な表現者が現在に至るまで参照し続けているヘミングウェイの創作技法の系譜を踏まえた上で、本ワークショップでは、“The Killers”の作品講読研究を展開する。1926年5月16日、女性をめぐるわずらわしい問題から逃げるようにして旅に出たヘミングェイがマドリードの小さなホテルにてわずか一日で書き上げたとされる“The Killers”は、Scribner’s Magazine(1927年3月号)に発表され、第3短編集Men Without Women (1927)に収録されている。
 「ヘミングウェイに学ぶ創作技法」というテーマを掲げ、ヘミングウェイの「氷山理論(省略技法)」やハードボイルドの手法に至る着想と発展、会話表現、人物の心情、視点や時間の技法、ニック・アダムス連作としての位置づけ……など様々な観点から再検討を試みる。多彩な表現者たちがヘミングウェイの創作論、創作技法からどのように学び、どのように創作のインスピレーションを得てきたのか。さらに21世紀の今現在、創作をめぐる現場においてヘミングウェイはどのように有効でありうるのであろうか。
 ヘミングウェイ研究者、同時代作家のFaulkner研究者、現代アメリカ文学研究者・翻訳者の観点から、それぞれ若松正晃氏、岡田大樹氏、児玉晃二氏に、作品講読に根差した論点を自由に提起いただき、登壇者およびフロアを交え、様々な観点から作品を吟味検討してみたい。多くの表現者がその斬新な手法に感銘を受け、創作のインスピレーションを得てきたこの短編作品を軸に多彩な研究の観点を交錯させ、さらに、創作表現、創作教育の可能性までをも展望することにより、ワークショップならではの人文学研究の饗宴を目指したい。
 多くの方々のご参加を心より歓迎します。

■東京女子大学への主な交通機関

<JR「西荻窪」駅から>
JR「西荻窪」駅(JR中央線、JR中央・総武線、東京メトロ東西線乗入)
・ 北口より徒歩12分
・ 北口(1番のりば)より関東バス・西10・吉祥寺駅(北口)行バスで「東京女子大前」下車
※ 中央特快、通勤快速、通勤特別快速は西荻窪駅には停車しません。
※ 土・日・祝日は中央線快速が西荻窪駅には停車しません。中央・総武線各駅停車または東京メトロ東西線乗り入れをご利用ください。
<JR「吉祥寺」駅・京王「吉祥寺」駅から>
JR「吉祥寺」駅(JR中央線、JR中央・総武線、東京メトロ東西線乗入)
京王「吉祥寺」駅(京王井の頭線)
・ 北口(3番のりば)より関東バス・西10・西荻窪駅行バスで「東京女子大前」下車すぐ
※ JR中央特快、JR通勤特別快速は吉祥寺駅には停車しません。
<西武「上石神井」駅から>
西武「上石神井」駅(西武新宿線)
・ 南口より関東バス・西02・西荻窪駅行バスで「地蔵坂上」下車 徒歩5分


1.16.2018

2018年5月WSと11月全国大会の日程・場所のお知らせ

2018年度のワークショップと全国大会は下記の通り開催されます。
多くの皆様のご参加、そして研究発表等へのご応募をお待ちしています。

◎2018年5月 ワーククショップについて
■日時:2018年5月19日(土) 午前中
■場所:東京女子大学(東京都杉並区)
■コーディネーター:中垣恒太郎氏
※5月19日午後~20日:日本英文学会全国大会が同会場で開催されます。

◎2018年度 第29回全国大会について
■日時:2018年11月17日(土)午前~18日(日)午前
■場所:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス
■研究発表募集 
全国大会の研究発表を募集しています。エントリーは随時7月末まで、「発表要旨」を添えての応募締切は8月末となります。
 へミングウェイ研究全般はもちろん、ヘミングウェイと他の作家を横断する研究、ヘミングウェイと教育の連関など幅広く歓迎します。研究歴を問わず多くの方々の積極的なご応募をお待ちしています。(研究発表には審査がありますことご承知おきください。)大学院生の発表に対しては、協会から研究奨励金が支給されます。
■ワーク・イン・プログレス発表募集 
 全国大会のワーク・イン・プログレスにおける発表を募集しています。エントリーは随時7月末まで、「発表要旨」を添えての応募締切は8月末となります。
 未完の研究、中途の研究、未解決の問題などなど、完成された研究である必要はありません。未完成のまま提示して,みなで問題を共有し議論し、あるいはアドヴァイスをおくり、その研究を実りあるものにするのが目的です。ご応募があったものは原則としてすべて受理します。多数のご応募があった場合などには、調整をさせていただき、全国大会以外の機会も含めて臨機応変に発表機会を設定します。なお、ワーク・イン・プログレスも大学院生への研究奨励金の対象となります!
■エントリー/応募/照会
下記にて、エントリー・応募を受け付けております。
大会運営委員<全国大会担当>・小笠原亜衣:aiogasawaraアットkwansei.ac.jp

10.08.2017

2017年度 第28回全国大会

日本ヘミングウェイ協会 第28回全国大会 

1. 開 催 日:2017年11月18日(土)~19日(日)
2. 場   所:内田洋行株式会社「東京 ユビキタス協創広場 CANVAS」

東京都中央区新川2-4-7 http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/tokyo/index.html)

<11月18日(土) 【CANVAS 2F】>

10:00-10:10 開会の辞 
       大会運営委員長・大森昭生(共愛学園前橋国際大学)
10:10-12:15 研究発表①
 10:10-11:10 発表(1)司会・瀬名波栄潤 (北海道大学)
   千代田夏夫(鹿児島大学)
   「ヘミングウェイとフィッツジェラルドにおける「ロマンス」
    ――フィッシャーキング伝説と第一次世界大戦を手がかりに」
 11:15-12:15 発表(2)司会・山本裕子(千葉大学)
   松岡信哉(龍谷大学)
   「ヘミングウェイとフォークナーのネイティブ・アメリカン
    ――ペルソナ的白人男性の語りとの関係」
12:15-12:30 インフォメーション
12:30-14:00 昼休み・合同委員会
14:00-17:30 シンポジウム
  「ヘミングウェイとパリ――他作家との比較を通じて」
   コーディネーター/シンポジスト・小笠原亜衣(関西学院大学)
   「喪失と自由の狭間で:ヘミングウェイとバーンズの移動性」
   シンポジスト・高野泰志(九州大学)
   「ジェイムズ、ヘミングウェイ、覗きの欲望」
   シンポジスト・フェアバンクス香織(文京学院大学)
   「追憶のパリ――死後出版作品群における
           「1920年代パリ」の記憶とその機能」
 (15:30~16:00 コーヒー・ブレイク)
17:30-18:00 総会 事務局長・新関芳生(関西学院大学)
18:30-   懇親会 
気楽な楽しい会ですので、ふるってご参加ください。 会場等の詳細は当日お知らせいたします。会費は5千円程度の予定です。
出席希望は事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)へemailで通知願います。〆切は,10月30日(月)。準備の都合上、事前の出席通知をお願いいたします。

<11月19日(日) 【CANVAS 2F】>

10:00-12:30 ワーク・イン・プログレス
 10:00-10:15 イントロダクション・移動
 10:15-11:30 グループセッション
  Aグループ:コーディネーター・辻秀雄(首都大学東京)
    長尾晋宏(森ノ宮医療大学)
    「俗人による偉業―『老人と海』におけるサンチャゴの分析―」
  Bグループ:コーディネーター・古谷裕美(中央大学・非)
    畠山研(八戸工業大学)
    「“Fishing for Victory?”—— 第一次大戦期の食糧問題と
                 「大きな二つの心臓のある川」」
 11:30-12:30 全体セッション
12:30-12:40 閉会の辞 会長・前田一平(鳴門教育大学)

下記から印刷用のプログラムと発表要旨をダウンロードできます。
第28回全国大会プログラム
第28回全国大会発表要旨集

4.17.2017

2017年5月ワークショップの詳細をお知らせします

日本ヘミングウェイ協会2017年5月 ワークショップ

■日 時:2017年5月20日(土)10時〜12時30分
■場 所:静岡大学静岡キャンパス(静岡県静岡市駿河区大谷836)
     人文社会科学部B棟4階402教室
■タイトル
「"My Old Man" を読む」
■メンバー
司会・講師:小笠原亜衣(関西学院大学)
   講師:水野尚之(京都大学)
      森 瑞樹(広島経済大学)
      松井一馬(慶應義塾大学(非))
■概要
 5月のワークショップではここ数回、ひとつの短編作品を複数人で論じる形式を採用している。今回は『われらの時代に』(1925)所収の “My Old Man”(「ぼくの父さん」)を4人の発表者で論じる。
 ヘミングウェイが “My Old Man”を書きだしたのはパリに到着して半年あまり経った1922年7月から9月頃と考えられている。夏の競馬シーズンにあたるこの時期、実際の競走馬Ksar(ヘミングウェイは本作でも『午後の死』でも”Kzar”と表記)とKircubbinが本命馬だった7月の特定のレースを利用して作品が書かれたという(ちなみにこのレースは八百長レースではない)。『移動祝祭日』(1964)の「偽りの春」でも書かれるように、ヘミングウェイはパリ時代に競馬場にでかけレースに興じた。こうした知識や経験は“My Old Man”での競馬場の正確な描写や、音が聞こえるようなレースの臨場感に活き活きと結実している。Michael Reynoldsは、直接の観察をニュース等から得た二次情報と結びつけて虚構作品に仕立て上げるヘミングウェイの能力こそオリジナルなものであり、これはシャーウッド・アンダソンからもエズラ・パウンドからも、あるいはガートルード・スタインからも学んだものではない、と当時の師匠的存在を並べて強調するが(“Hemingway’s ‘My Old Man’: Turf Days in Paris” 1990)、Reynoldsがこのようにやや執拗な調子で言わなければならないほどに、初期の批評は “My Old Man”をアンダソンの短編 “I Want To Know Why”(「わけを知りたい」)との比較・影響関係で論じるものが多かった。その後も批評対象として取り上げられることは決して多いとは言えず、Susan Beegel編のHemingway’s Neglected Short Fiction (1989) にも対象作品として含まれてはいるが、しかし、語り手の少年Joe Butlerの語りの二重性に着目する議論(物語時間と語っている時間にずれがある)や、「書くことについて」“On Writing” でニックが “My Old Man”の作者とされていることからニック=『われらの時代に』作者説(いわゆる「メタフィクション」論)を拓くなど、近年は興味深い論考も続いている。
 本ワークショップではヘンリー・ジェイムズあるいはアメリカ演劇がご専門の水野尚之氏、森瑞樹氏、松井一馬氏にご登壇いただき、フレッシュな視点でご議論いただきます。ヘミングウェイ作品における広い意味での暴力と八百長、競争馬のメタファー、騎乗法「モンキー乗り」=黒人の乗り方という連想から拓かれる人種意識、『われらの時代に』の他作品・中間章がつなぐ馬と戦争の連関、疾走する馬と初期映画がつなぐ視覚/語りの実験など、さまざまな視点が予定されています。ぜひご出席ください。
(文責:小笠原亜衣)

■懇親会
 20日18時頃から会場近辺で懇親会(会費5000円前後)を予定しておりますので、ふるってご参加ください。懇親会への参加については事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp
までメールでお申し込みください。締め切りは5月5日(金)です。

■静岡大学キャンパスマップ



3.16.2017

評議員選挙 結果報告

 2017年3月10日締切の郵送で行われた「日本ヘミングウェイ協会評議員」選挙の結果をお知らせします。

 開票の結果、会則の細則4「評議員の構成は5名とし、・・・」に則り、下記の5名が次期評議員に決定しました。
 尚、次期評議員の任期は2017年4月1日~2020年3月31日までです。

  大森昭生、小笠原亜衣、高野泰志、新関芳生、前田一平 
  (50音順)

  投票数49(有効投票数 48、無効 1)
  得票数24以上が評議員に決定。次点は9票。 

選挙にご協力いただきありがとうございました。
                             以上
日本ヘミングウェイ協会
事務局

3.15.2017

国際シンポジウム:アーネスト・ヘミングウェイ像の再構築 ~21世紀の視座から~のお知らせ

国際シンポジウム:アーネスト・ヘミングウェイ像の再構築 ~21世紀の視座から~

■プログラム:
○ ペーター・ローデンベルク(ハンブルク大学)
Prof. Dr. Peter Rodenberg “The Making of the Brand ‘Ernest Hemingway'” 
○ 宮本陽一郎(筑波大学)
Prof. Dr. Yoichiro Miyamoto “Hemingway’s South-West Island Republic: Literature, Revolution, Tourism”
○ 塚田幸光(関西学院大学)
Prof. Dr. Yukihiro Tsukada “Smyrna Revisited: Hemingway and Cross-Media in the 1920s”
○ 河田英介 (筑波大学)
Assistant Prof. Eisuke Kawada “Toward Global Hemingway: Reordering the Interpretive Grids of In Our Time”
■主催:筑波大学アメリカ文学会,筑波大学人文社会国際比較研究機構(ICR)
■日時:平成29年4月3日(月)14:00~17:00
■場所:筑波大学東京キャンパス 118教室(東京都本郷大塚3-29-1)

詳細は
から

2.23.2017

日本ヘミングウェイ協会評議員を辞するにあたり(今村顧問・島村顧問からのメッセージ)

日本ヘミングウェイ協会評議員を辞するにあたり

今年度2017年3月31日、評議員任期満了に伴い、次期評議員の被選挙人となることを辞退することとしました。1992年度の協会発足以来25年の長きにわたり評議員の職務につき、その間に事務局長(1992年から2000年)および会長(2001年から2010年)を兼務し、協会の活動を行ってきましたが、来期の評議員選挙を前にその候補となることを辞退する次第です。会長職を辞した2011年度からは顧問となり重要事項に対して評議員の諮問に答える任務を遂行してきましたが、その職責は続けていくことを祈念しております。
 評議員の若返りと、前田一平会長および新関芳生事務局長のもとで協会の活動と刷新を図ることを願うものであります。辞するにあたり、協会員のみなさまのご理解と、今後の変らぬご支援とご協力を、改めてお願いいたします。 
2017年2月22日
今村楯夫(顧問)

  本年3月をもって評議員の任期が満了するのに伴い、私は次期被選挙人名簿に氏名を印字していただくことを辞退いたしました。今後は顧問として協会に蔭ながら寄与させていただくつもりです。今村さんは協会設立時から今日に至るまで協会の命運を一手に引き受けてこられましたが、その間、一緒に協会の活性化に少しは尽力できたかと思うと万感胸に迫るものがあります。
  協会は創成期を経てまさに成熟期にありますが、今こそエネルギーに満ち満ちた発想力の豊かな次世代の皆さんに、協会の更なる発展を託す最良の時期だと思います。研究は実に孤独な作業ですが、ヘミングウェイの名のもとに参集された皆さんと4半世紀に亘って刺激し合えたことが、私の研究の源泉になりました。何とも不思議なご縁で、皆様を知り得たのもヘミングウェイ研究あればこその天からの賜物で、私の人生に豊かな色彩を加えてくれました。心から感謝申し上げ、皆様には更なる研究成果を上げますよう願っています。
2017年2月22日
島村法夫(顧問)

2.20.2017

2017年度5月ワークショップと11月全国大会 日程と場所のお知らせ

ワークショップ

■日時:2017年5月20日(土) 午前中
■場所:静岡大学静岡キャンパス(静岡県静岡市駿河区)
※5月20日午後~21日:日本英文学会全国大会が同会場で開催されます。

全国大会

■日時:2017年11月18日(土)19日(日)
■場所:内田洋行株式会社 「東京 ユビキタス協創広場 CANVAS」
     東京都中央区新川2-4-7 (http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/tokyo/index.html

研究発表募集 

全国大会の研究発表を募集しています。エントリーは年間を通して随時受けつけており(できれば7月末まで)、「発表要旨」を添えての応募締切は8月末となります。
へミングウェイ研究全般はもちろん、ヘミングウェイと他の作家を横断する研究、ヘミングウェイと教育の連関など幅広く歓迎します。研究歴を問わず多くの方々の積極的なご応募をお待ちしています。(研究発表には審査がありますことご承知おきください。)大学院生の発表に対しては、協会から研究奨励金が支給されます。

ワーク・イン・プログレス発表募集 

全国大会のワーク・イン・プログレスにおける発表を募集しています。エントリーは年間を通して随時受けつけており(できれば7月末まで)、「発表要旨」を添えての応募締切は8月下旬となります。
未完の研究、中途の研究、未解決の問題などなど、完成された研究である必要はありません。未完成のまま提示して,みなで問題を共有し議論し、あるいはアドヴァイスをおくり、その研究を実りあるものにするのが目的です。ご応募があったものは原則としてすべて受理します。多数のご応募があった場合などには、調整をさせていただき、全国大会以外の機会も含めて臨機応変に発表機会を設定します。なお、ワーク・イン・プログレスも大学院生への研究奨励金の対象となります!

エントリー/応募/照会

◇◇◇各種エントリー・応募先◇◇◇

下記にて、エントリー・応募を受け付けております。
大会運営委員<全国大会担当>・小笠原亜衣:fet72308アットkwansei.ac.jp

◇◇◇その他、大会運営に関するご照会◇◇◇

大会運営委員長・大森昭生
e-mail:omoriアットc.kyoai.ac.jp

2.05.2017

キューバのヘミングウェイ学会のお知らせ

キューバのヘミングウェイ博物館より国際学会のお知らせが届きました。

みなさん、こんにちは。協会員の柳沢秀郎です。
ニューズレター71号でも紹介しました、「2017年キューバ国際ヘミングウェイ学会」の案内が送られてきましたので、掲示いたします。
トランプ砲がキューバに向けられるのも時間の問題ですので、この機会に参加しましょう。私も参加発表する予定ですので、申し込み、宿泊等で気になることや質問がありましたら、柳沢までお気軽にご連絡ください(hideo-y@meijo-u.ac.jp)。わかる範囲でお答えします。


7.14.2016

2016年度全国大会 開催予定

2016年度 第27回全国大会に関するお知らせ
例年12月に開催されてきた大会が、11月開催に変更

2016年度全国大会は下記のとおり開催されます。

開 催 日:2016年11月19日(土)午前~20日(日)午後
場   所:関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス

<会場案内>
関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス [兵庫県西宮市]:兵庫県西宮市上ケ原一番町1番155号
  各キャンパスへの交通アクセス:http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001816.html
  西宮上ヶ原キャンパス案内:http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html

研究発表募集 

応募時期が例年より1か月早まりますのでご注意ください!

全国大会の研究発表を募集しています。エントリーは年間を通して随時受けつけており(できれば7月末まで)、「発表要旨」を添えての応募締切は8月末となります。
へミングウェイ研究全般はもちろん、ヘミングウェイと他の作家を横断する研究、ヘミングウェイと教育の連関など幅広く歓迎します。研究歴を問わず多くの方々の積極的なご応募をお待ちしています。(研究発表には審査がありますことご承知おきください。)大学院生の発表に対しては、協会から研究奨励金が支給されます。

ワーク・イン・プログレス発表募集 

応募時期が例年より1か月早まりますのでご注意ください!

全国大会のワーク・イン・プログレスにおける発表を募集しています。エントリーは年間を通して随時受けつけており(できれば7月末まで)、「発表要旨」を添えての応募締切は8月下旬となります。
未完の研究、中途の研究、未解決の問題などなど、完成された研究である必要はありません。未完成のまま提示して,みなで問題を共有し議論し、あるいはアドヴァイスをおくり、その研究を実りあるものにするのが目的です。ご応募があったものは原則としてすべて受理します。多数のご応募があった場合などには、調整をさせていただき、全国大会以外の機会も含めて臨機応変に発表機会を設定します。なお、ワーク・イン・プログレスも大学院生への研究奨励金の対象となります!


エントリー/応募/照会

◇◇◇各種エントリー・応募先◇◇◇

下記にて、エントリー・応募を受け付けております。
大会運営委員<全国大会担当>・小笠原亜衣:fet72308アットkwansei.ac.jp

◇◇◇その他、大会運営に関するご照会◇◇◇

大会運営委員長・大森昭生
e-mail:omoriアットc.kyoai.ac.jp  


5.04.2016

今村楯夫著『ヘミングウェイの愛したスペイン』書評紹介

今村楯夫著『ヘミングウェイの愛したスペイン』の書評を2件ご紹介します。


5月17日(火)「作家ヘミングウェイが愛したキューバの魅力」講演会のお知らせ

ヘミングウェイ協会顧問の今村楯夫(東京女子大学名誉教授)が5月17日(火)午後3時から日経東京本社ビルにて上記のテーマについて講演会を行います。詳細は以下の画像をクリックしてください。

5.03.2016

日本ヘミングウェイ協会2016年5月ワークショップ

日本ヘミングウェイ協会2016年5月ワークショップ

2016年5月28日(土)10時〜12時30分
京都大学吉田キャンパス(〒606-8501 京都市左京区吉田本町)
吉田南総合館西棟1階 共西11講義室

 28日18時頃から会場近辺で懇親会(会費5000円前後)を予定しておりますので、ふるってご参加ください。懇親会への参加については事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)までメールでお申し込みください。
締め切りは5月10日(火)です。
※NL70号で5月10日(金)と記載してしまいました。10日(火)の誤りです。お詫びして訂正いたします。

-----プログラム-----
■タイトル
"The Last Good Country"再考―50年代のニックとヘミングウェイ
■メンバー
司会・講師:フェアバンクス香織(文京学院大学)
   講師:田村恵理(石川県立大学)
      日下幸織(九州大学、院)
      渡邉藍衣(東京女子大学、院)
■概要
 “The Last Good Country” は1952年、『老人と海』の出版と同じ年に執筆が開始され、亡くなる3年前の58年まで断続的に執筆されたヘミングウェイ晩年の作である。彼の死後、フィリップ・ヤング編のThe Nick Adams Stories(1972)で初めて公となった当作品は、その後もThe Complete Short Stories of Ernest Hemingway: The Finca Vigía Edition(1987)およびThe Collected Stories(1995)の二度にわたって再掲された。約20年の時を経て突如復活した「ニック・アダムズ物語」——。16歳の時に起きた「アオサギ事件」を下敷きにしたこの中編小説は、近年、ニックとリトレスにみられる兄妹の近親姦的な関係やリトレスの男の子への変身願望など、ジェンダー/セクシュアリティの射程から徐々に読み解かれるようになってきた。しかし、ニック・アダムズ物語群の中でも特異な位置を占め、かつ『エデンの園』との関連性も強い当作品は、より広い視点から議論できる可能性を秘めている。
 本シンポジウムでは、従来の先行研究ではほとんど着目されてこなかったキーワードを軸に、4名の発表者が “The Last Good Country” の再考を試みる。まず田村と日下は、当作品における家族の存在/不在に着目。 “Fathers and Sons”(1933)などの考察を交えながら、田村は “The Last Good Country” の存在意義をニック・アダムズ物語群における息子と妹の位置の接続性から見いだし、日下は “The Last Good Country” におけるヘミングウェイと「父」との関係に迫る。また渡邉とフェアバンクスは、当作品がヘミングウェイの晩年に書かれた唯一の「ニックもの」である点に注目。渡邉は晩年のヘミングウェイのミシガン(の森)への眼差しを、初期作品との比較や宗教と絡めて探り、フェアバンクスはヘミングウェイが残そうとした“晩年の「ニック」”を、同時期に執筆された『エデンの園』のニックとの関連性や「作家(小説)vs.画家(絵画)」の構図のなかで捉え直す。
 なお、本シンポジウムではThe Collected Storiesのテクストを使用する。

京都大学吉田キャンパスへの主な交通機関

吉田南校内マップ