10.29.2014

2014年度 第25回全国大会 プログラム決定

2014年度日本ヘミングウェイ協会全国大会(第25回大会)が開催されます!

本年度は関西学院大学を会場として、関西での開催です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。また、例年通り懇親会も開催されます。本協会らしい楽しく気楽な会です。こちらにも是非ご参加下さい。

日本ヘミングウェイ協会 第25回全国大会プログラム

日時: 2014年12月13日(土)・14日(日)
場所: 関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパスA号館(大学図書館の奥、法学部棟となり)
  (兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
  アクセス: http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html
  キャンパスマップ: http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001086.html


<12月13日>
10:00-10:05  (教室:A202) 開会の辞 大会運営委員長・大森昭生(共愛学園前橋国際大学)
10:05-12:20  (教室:A202) 研究発表 ①
  10:05~10:50 発表(1)司会・前田一平(鳴門教育大学)
     若松 正晃(福山大学)
     「The Old Man and the SeaにおけるSantiagoの釣り —ストイシズムの探求—」
 10:50~11:35 発表(2)司会・フェアバンクス香織(文京学院大学)
     長尾 晋宏(近畿大学・非)
     「「スイス賛歌」再考―差異から考える差異―」
  11:35~12:20 発表(3)司会・塚田幸光(関西学院大学)
     古谷 裕美(中央大学・非)
     「『日はまた昇る』における消費文化・身体・ジェンダー・パフォーマンス」
12:20-13:50 (教室:A304) 昼休み・合同委員会
13:50-15:20 (教室:A202) 研究発表 ②
  13:50~14:35 発表(4)司会・中村亨(中央大学)
     中村 嘉雄(宇部工業高専)
     「ヘミングウェイと血」
   14:35~15:20 発表(5)司会・新関芳生(関西学院大学)
     瀬名波 栄潤(北海道大学)
     「傷のはじまりとゆくえ:父と子の「キリマンジャロの雪」」
15:30-17:50 (教室:A202, A304, A305,306) ワーク・イン・プログレス
   15:30~15:40 イントロダクション・移動
   15:40~16:50 グループ・セッション
       Aグループ:コーディネーター・倉林秀男(杏林大学)
         坂田 雅和(佛教大学・院)
         「『反復と混乱の効果』-“The Killers”、“The Light of the World”と“Cat in the 
          Rain”において-」   
       Bグループ:コーディネーター・光冨省吾(福岡大学)
         菅井大地(名古屋大学・院)
         「「鱒釣り」をめぐる考察―ヘミングウェイとブローティガン」
        Cグループ:コーディネーター・高野泰志(九州大学)
         田村行孝(Independent scholar)
         「「白い象のような山なみ」 の謎を解く 梅毒治療薬としてのアブサン」
        Dグループ:コーディネーター・大森昭生(共愛学園前橋国際大学)
         萩野智美(立正大学)
         「セザンヌの影を追って」
        Eグループ:コーディネーター・水口陽子(豊田工業高専)
         畠山 研(東北学院大学・院)
         「“What’s the Matter?  You Sick?”——『日はまた昇る』に見る戦後の娼婦の役割」
  16:50~17:50 全体セッション
17:50-18:30 (教室:A202) 総会 事務局長・前田一平(鳴門教育大学)
19:00-21:00 懇親会
 キャンパス内にある関学開館「輝きの間」で懇親会を行います。ふるってご参加ください。 会費は6千円程度の予定です。(http://member.kwangaku.net/kwangakukaikan/
出席希望は事務局hemingwayjapan@yahoo.co.jpへemailでお知らせください(〆切12月5日(金))。会場準備の都合上、出席される方は、事前の出席通知をお願いいたします。

<12月14日>
10:00-13:00 (教室:A202) 
シンポジウム「ヘミングウェイを追ってキューバの中へ-訪玖研究者たちのヘミングウェイ論-」
     コーディネーター/シンポジスト・柳沢  秀郎(名城大学)
               シンポジスト・越川  芳明(明治大学)
                シンポジスト・谷本千雅子(名古屋大学)  
     11:30~12:00 コーヒー・ブレイク
13:00 (教室:A202) 閉会の辞 会長・島村法夫(中央大学)


---ダウンロード---

全国大会プログラムPDF版

全国大会会場案内

全国大会各種発表要旨



8.30.2014

2014年度全国大会日程と研究発表・WIP応募要領

---日本ヘミングウェイ協会 2014年度全国大会 日程等---

1.開 催 日:2014年12月13日(土)~14日(日)
2.開催時間:土曜午前~日曜午前
3.場   所:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
      http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html




---研究発表・ワーク・イン・プログレス応募要領---

●発表エントリー:
発表希望者は下記担当者宛にe-mailで応募の意志を通知してください。
氏名、所属「研究発表」か「ワーク・イン・プログレス」かの別を明記してください。
エントリーは、応募前のいずれの時でも構いません。

●応募:
上記エントリーの後、2014年9月末日までに「発表要旨」を添えて下記担当者宛
にe-maiにてご応募ください。

発表要旨書式:1,200字(40字×30行)以内。発表題目・氏名・所属を明記のこと。
発表が採択された場合は、提出いただいた発表要旨をNewsletterや協会HPに掲載します。

●選考:
発表要旨をもとに選考委員会で審査を行い、発表の可否を応募締切後2週間以内に通知します。
WIPは原則としてご応募者皆様にご発表いただくこととしておりますが、プログラム構成上別の機会にお願いすることもあることをあらかじめご承知おきください。




◇◇◇エントリー・応募先◇◇◇

下記にて、エントリー・応募を受け付けております。
 大会運営委員 全国大会担当・小笠原亜衣
ogasawaraアットeng.tamagawa.ac.jp
(アットを@に変えてください)

4.24.2014

日本ヘミングウェイ協会2014年5月 ワークショップ

日本ヘミングウェイ協会2014年5月 ワークショップ
2014年5月24日(土)10時〜12時30分
北海道大学E棟303教室

-----プログラム-----
▲ 開会の辞 (10:00) 塚田幸光(大会運営委員<WS担当>・関西学院大学)
▲ワークショップ(10:05〜12:30)
ミニシンポジウム「蝶々と戦車」を読む―メディア・暴力・ナラティブ
司会・講師:古谷裕美(中央大学・非)
   講師:堀内香織(中央大学・非)
       河田英介(千葉大学・非)
       横山 晃(立教大学・院)
▲閉会の辞(12:30)島村法夫(会長・中央大学)
(なお、24日18時頃から会場近辺で懇親会(会費5000円前後)を予定しておりますので、ふるってご参加ください。懇親会への参加については事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)までメールでお申し込みください。締め切りは5月10日(土)です。詳細はお申込みいただいた方へメールでお知らせいたします。)

-----WS内容要旨-----
 「蝶々と戦車」はヘミングウェイがNANAの特派員として取材活動を行っていたスペイン内乱時に執筆され、1938年にEsquireで発表された後、著者の死後、The Fifth Column and Four Unpublished Stories of the Spanish Civil War (1969) において、スペイン内乱をめぐる他の短編と共に出版された。テクストの政治性、ジャーナリズム性、フィクションとノンフィクションの狭間に位置する描写手法など、ヘミングウェイの他のテクストとは異なる性質を有する一方で、本作はこれまで詳細な分析がなされてこなかった。本発表では、四人の発表者による多角的な視点から、テクストの内部構造、影響を受けたメディア、執筆されたコンテクストについての分析を進め、本作の多層性や新たな読みを提示する。
 河田はナラィティヴの分析を通してその基本構想を確認し、1930年代北米文学の潮流を俯瞰しつつ、この作品の性質を同定する。古谷はスペイン内乱関係の他の短編にも言及しつつ、バーという物語空間、ジェンダー配置の不安定性、暴力について論じる。堀内は作中の "flit gun" と "eau de cologne" に注目し、同時代の映画に言及しつつ社会文化的視点から作品を読み解いていく。横山は検閲をキーワードに、ヘミングウェイの結婚生活が作品にどのような影響を及ぼしていたのかを考える。

3.13.2014

日本ヘミングウェイ協会第24回全国大会(2013年12月21日)総会の報告

議題
1.「名誉会員」について
2.学術誌『ヘミングウェイ研究』の広告掲載について
3.学術誌『ヘミングウェイ研究』の発行部数について
4.会計報告
5.大会運営報告
6.その他


1.「名誉会員」について
 島村会長より本協会に名誉会員を置くことについて提案があり、審議の結果、提案は承認され、本件について協会会則に組み込むことに決定。会則の文案等の詳細は評議員会に付託された。

2.学術誌『ヘミングウェイ研究』の広告掲載について
本協会学術誌『ヘミングウェイ研究』14号(2013年)に出版社の広告が掲載されていることを受け、広告掲載について今後の対応を検討した。種々意見が出たが結論に至らず、編集委員会委員長の高野泰志氏と評議員に一任することとなった。

3.学術誌『ヘミングウェイ研究』の発行部数について
学術誌の残部管理者である中村亨氏より、残部が毎年100冊前後となることにより、今後のスペース確保が困難である旨の報告を受け、当面、印刷部数を現在の400部から必要部数+50部に減らすことに決定した。また、今後、学術誌のデータ化についても意見が出て、今後の課題とした。

4.会計報告
会計担当のフェアバンクス香織氏より2012年度収支決算、2013年度予算執行状況および2014年度予算(案)について報告があり、了承された。詳細はニューズレターの会計報告を参照のこと。

5.大会運営報告
(1)2014年度第25回全国大会の予定について大会運営委員長の大森昭生氏より以下のように報告があった。
 ○開催日:20141213日(土)午前~14日(日)午前(日程については今後検討し変更の可能性あり)
 ○場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス―K.G.ハブスクエア大阪―
   *その後、同会場の予約が不可能であることが判明して、会場を関西学院大学上ヶ原メインキャンパスA号館に変更となりました。
○シンポジウム:ヘミングウェイの/とキューバ
○シンポジウム追加テーマ:ヘミングウェイと環境

 (2)ワークショップの予定
 1.5月:2014524日(土)の午前、北海道大学において日本英文学会に合わせて協会独自のワークショップを開催します。
*総会後にワークショップが具体化しました。詳細は、以下のとおりです。
  ミニシンポジウム:「蝶々と戦車」
司会・講師:古谷裕美
   講師:堀内香織・河田英介・横山晃
会場:北海道大学E棟303教室
日時:2014年5月24日(土)10:00~12:30

 2.10月:2014105日(日)、日本アメリカ文学会(北海学園大学)が開設するワークショップに参加するものです。ワークショップ実施希望やアイデアがある方・グループは企画書(様式任意)を添えて、大会運営委員へ20144月末までに応募のこと。

報告
1. 会計年度開始日と終了日
 会員より会費振込用紙に会計年度が記されていないので不便が生じるとの意見があり、振込用紙に会計年度開始日と終了日を印刷することにした。

2. 役員(および各種委員)の改選
 役員、各種委員の任期満了(いずれも任期3年)に伴い、会則に則って今年度中に改選の手続きをとることの報告があった。新役員、新委員については本協会ホームページの「ヘミングウェイ協会について」およびニューズレターにて公表予定ですので、そちらをご覧ください。*尚、編集委員会内の校閲委員(任期は1年)は作業時期に鑑みて5月頃の推薦を予定しています。

3.10.2014

2014年5月 ワークショップ開催決定!

 2014年5月24日(土)の午前中に北海道大学において開催される日本英文学会に合わせて日本ヘミングウェイ協会独自のワークショップを下記の通り開催します。
 新進の会員によるワークショップにご期待ください。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

         記
 ミニシンポジウム:「蝶々と戦車」
  司会・講師:古谷裕美
      講師:堀内香織・河田 英介・横山晃

  会場:北海道大学E棟303教室
 
  日時:2014年5月24日(土)10:00~12:30

                        以上

※更なる詳細は確定次第お知らせします。

日本ヘミングウェイ協会 評議員選挙結果

 2014年2月28日締切の郵送で行われた「日本ヘミングウェイ協会評議員」選挙の結果をお知らせします。

 開票の結果、会則の細則4「評議員の構成は5名とし、・・・」に則り、下記の5名が次期評議員に決定しました。
 尚、次期評議員の任期は2014年4月1日~2017年3月31日までです。

  今村楯夫、小笠原亜衣、島村法夫、高野泰志、前田一平 
  (順不同)

  投票数55(有効投票数 55、無効 0)
  得票数19以上が評議員に決定。次点は17票。

                                           以上